今や禁止になったハブとマングースのショーは笑えました

昔、沖縄に行った時にハブとマングースの闘いを見た事があります。なんでハブとマングースを戦わせるんだろう…と思ったら、明治時代の毒蛇除去が起源らしいです。

ハブの毒を解毒する方法が当初はなかったため、マングースに駆除させてみたらどうか…という考えでマングースをハブに近づけてみたそうです。マングースは肉食でハブの毒に強い性質があったそうで実験は成功し、ハブとマングースの闘いをショーにするというのが思い付いたんだとか。

私は沖縄に行った時、このショーを見ました。何年か前です。ハブとマングースが仕切りで別れている部屋に別々にいて、仕切りがなくなると熱い闘いをする予定でした。

仕切りが開き、ハブとマングースが対面しました!さぁ、熱い闘いの始まりです。しかし、ハブもマングースもお互いに興味なしです(笑)全く緊張感がなく、闘う気がありません。観客席は苦笑いです。「お腹が空いてないのかなぁ。」とか「飽きちゃったのかなぁ?」とか、次々に言いたい事を言っています。飼育員さんも苦笑いをしながら、マングースをハブに近づけました。近づけてもあんまり興味がなさそうなマングースでしたが、飼育員さんがなんとか戦わせようとしたらやっと闘いました。観客席は、やっと「きゃー!」と「わー!」とか声援が上がります。決着はあっという間でした。マングースが勝ち、試合は終了です。あんなに笑った試合は初めてでした。決闘というよりは、やらされてる感たっぷりでした。

水曜日, 1月 6th, 2016 沖縄の観光